【ブログ・弁護士業務】弁護士に相談するタイミング

いつ弁護士に相談すれば良いの？

この質問も、色んな方からよく聞かれる質問です。

 

色々な種類のご相談がありますが、共通して言えることは、

心配なことや不安なことがあれば、一度、早めにご相談にお越し頂きたいと

いうことです。

 

借金問題であっても、早期にご相談頂くことで、打てる対策が増えることもありますし、

交通事故のご相談でも、弁護士が早期に動くことで、適正な賠償額を得られることも

多くあります。

特に、交通事故のご相談の場合、一昔前までは、相手の保険会社から賠償額が提示された

段階で来てくださいという弁護士の先生もいらっしゃったと聞きます。

しかし、賠償額の提示というのは、交通事故の場合、最終局面であり、それまでに

適切な時期まで治療が行われていたか、適切な後遺障害認定を受けているかどうか、など

本来、弁護士がチェックすべき問題が多くあります。

そのため、早めに一度ご相談にだけでもお越し頂き、弁護士のチェックを入れて頂いた方が

良いと考えています。

良くご心配されることなのですが、相談にいらっしゃった場合、

必ず、弁護士に依頼をしなければならないということはありません。

私も、ご相談を伺い、弁護士が代理人として動くべきかどうか、

また、動くとしてどの程度の費用がかかるか、具体的にお伝えするようにしています。

そして、依頼者の皆様から経済的にみて、弁護士が入るメリットよりも、入った場合のデメリット

が大きい場合には、その旨も必ずご説明しています。

病気に対して、適切な治療を受けるには、人間ドッグや定期検診が大事なように、

弁護士へのご相談も、一度、お早めにして頂くのが一番だと思います。

弁護士　髙島　健太郎