本件は、消費者金融5社に対する債務整理でした。
当初は、破産のご相談でしたが、取引履歴を取得し、利息制限法に基づき計算したところ、過払い金が発生することが判明し、回収した事案です。
本件では、4社に対しては、訴訟提起し、利息制限法上の計算にほぼ基づいた形で返還の合意ができた1社とは訴訟提起しませんでした。
訴訟提起した4社についても、訴訟提起後、相手方の対応に変化が見え、和解に代わる決定や訴外和解に至り、総額で473万円の過払い金を回収することが出来ました。
本件のように、当初、破産でご相談を受け、最終的には、過払い金の請求を行い、債務が残るどころか、多額の過払い金が回収される事案も少なくありません。