配偶者からの暴言、威圧的な行動などから、離婚のご相談があった事例です。
また、離婚とともに、養育費・財産分与・慰謝料の請求などを希望されていました。
依頼者の方は、配偶者に対し、大きな恐怖感を抱かれており、
直接の交渉など、全くできる状態ではありませんでした。
交渉開始後、相手方にも代理人がつき、調停での話し合いとなりました。
相手方は、当初、裁判基準の養育費を支払うことを拒否していたのですが、
具体的な金額の根拠を明確に示し、裁判所の調停委員を通じて、
相手方に伝えました。
結果として、比較的早期に、相手方が適正額に近い養育費金額を支払う内容で合意できました。
また、財産分与についても、慰謝料的な意味合いを込めた形で、
財産分与を受けることができました。
ご依頼を受けてから、調停が終了するまで、約5ヶ月と、調停手続を利用する中では、
比較的早期に解決に至ることができました。
離婚調停の場合であっても、相手方に対して、明確な根拠を示しつつ、
自分の主張を展開する必要があります。
また、裁判所の調停委員を通じて、相手方に自分の主張を伝えることになるため、
調停委員に対しても、自分の気持ちを含めて、自身の主張をきちんと
伝えていく必要があります。