こんにちは。久しぶりのブログ更新になります。 奈良万葉法律事務所の事務局のIと申します。
本日からは定期的に、当弁護士事務所の弁護士業務関連のお話や、当事務所で多く法律相談が寄せられます「債務整理」「交通事故」「相続・遺言」「離婚」問題についてのお話、さらにはそれ以外の法律関係に関するお話をアップしていきたいと思います。
もちろん、具体的な法律論に関しては実際に法律相談に来て頂いた後、弁護士からでないとご説明できませんので、あくまでもブログに書けるのは一般的なお話に限られます(この一般的なお話も弁護士による確認がはいっていますので、内容についてはご安心ください)が、皆様のお役に立てるようなブログにしていければと思いますので、よろしくお願いします。
さて、今回のブログは、「どの弁護士に頼めばいいのか」という点について書かせて頂きます。
現在、弁護士の数が増えていることはご存知でしょうか? 2000年には17,126人であった弁護士の数が、2017年には38,980人と2倍以上の数になっています(弁護士白書2017年版 30ページ参照)。
そのため、テレビやネットなどでは数多くの弁護士事務所が広告を展開しており、債務整理や交通事故等の法律問題で困ったとしても、情報が多量すぎてどの弁護士に頼めばいいのか分からないという方も多いことでしょう。
そこで、現役の事務員Iが考える、弁護士を選ぶ際のポイントを数点上げさせてもらいます。
①弁護士が中心に上げている分野は何か?
先に述べたとおり、インターネットが普及している現代において、各弁護士・弁護士事務所は自らのHPを持っていることが少なくありません。
そのHPをみれば、その弁護士・弁護士事務所がどの分野に力を入れているのか分かります。 たとえば、弊所のように「債務整理」や「交通事故」「相続・遺言」「離婚」を4つの柱としてあげている事務所の場合、「債務整理」などについては、多くの件数をこなしているのだろうという推定が働きますので、弁護士を探す基準の一つとなります。
ただ、あくまで「力を入れている」分野であって、他の分野は未対応・経験が浅いというわけではない点注意が必要です。
②料金設定がきちんと説明されているか
弁護士事務所の料金設定が分かりづらいという意見は少なくありません。
「事件が終わってみると、当初想定していた額(弁護士から聞いていたおおよその額)よりも膨れ上がってしまっていた」という話も散見されます。
人によっては「不安な気持ちを利用して高い買い物をさせられた」と感じてしまう方もおられるようです。
そのため、依頼となった場合に、弁護士がきちんと料金の説明をしてくれるかは重要な点です。
弊所の弁護士は、懇切丁寧に料金のご説明をさせて頂いております。
またご依頼者様からの要請があれば、費用シュミレーションもさせていただいており、費用面でも安心してご依頼いただけるよう努めております。
そのような説明を弁護士からきちんと受けられるかという点は弁護士を選ぶ判断要素の一つといえます。
③信頼できる弁護士か
なにより一番はこの点であると思います。
結果がでるのが一番良いのですが、事件の難易度などによってはご依頼者様に納得のいかない結末になる可能性もあります。
そのようなときに、「この弁護士先生がここまでやってくれたのだから仕方ない」と思えるかというのは重要です。
「弁護士先生がしっかりと話を聞いてくれて最善を尽くした結果がこれなら満足」と思えるほど信頼できる弁護士かという点です。
ただ、ここでいう「しっかりと話を聞いてくれる」というのは、ご依頼者様の話を全てそのまま聞いて動いてくれるというわけではなく、ご依頼者のため、時には厳しいことも言ってくれる(指摘をくれる)という意味です。
それ以外にも多くの弁護士を選ぶ点はありますが、今回はIが個人的に考える3点を上げさせて頂きました。 ご参考になれば幸いです。