依頼者のご夫婦が、友人が運転されている自動車に同乗していたところ、車が停車していたにもかかわらず、正面衝突された事例。
過失割合に争いはありませんでしたが、相手方保険会社の担当者の対応が非常に悪く、その強圧的な態度から精神的に圧迫を受けられるなど二次被害が見られた事案でした。
医師への意見照会の結果、ご夫婦ともに後遺障害は残存していないと判断されたため、通院傷害慰謝料及び休業損害の額が問題となりましたが、慰謝料額に、保険会社の担当者から受けた精神的苦痛も合わせて考慮し、保険会社の基準よりも高額での示談を成立させることができました。
その結果、ご夫婦合わせて、保険会社からの当初の提示額(合計約83万円)から、大幅に増額(合計約175万円)して、保険金の支払いを受けることができました。